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認知症の方との関わりかたについて、思うこと。3 [認知症]

今回は、実際に経験したことで、疑問に思ったことを書きます。


私は、声はあまり大きいほうではありません。

そのことを自分で理解しているので、耳の遠い方には聞こえるように、声を張るようには気をつけています。

今の施設で働いている時に、「人手が足りないから来てほしい。」との事で、別の施設に助っ人に呼ばれて通っていました。


その時に、

「そんな声の大きさだったら、うちでは通用しないよ!?」とおばさんにどなられたのです。

確かに私は声が小さく、その施設の人たちは、声が大きいのです。

その時私は、「大きい声を出しときゃ良いと思うのは、どうなのだろうか?」と、思いました。


確かに介護は、お年寄りと携わるということで、耳の遠い方と関わることが多いかもしれません。

ですが、「○○さん!トイレ大丈夫!?」とか「○○さん!ご飯食べないと薬飲めないんだわ!!」など、周りにも人がいる状況で、その人を辱めるような発言を、ばかでかい声で言うのは、正しいケアではないんじゃないかな?と、思います。

グループホームという施設は、【認知症対応型共同生活介護】という正式名称を持っています。


「私たちは、認知症の方に対応して、共に生活を歩んでいく介護をします。」

と語るからには、そういった行動を職員一人一人が意識しなければいけないと思います。


耳の遠い方には、大きい声で話す。

のではなく、「その人その人に合った、聞こえる声の大きさで話しかける。」これが、普通だと思います。

周りに人がいるのに「オシッコはー!?」とか、論外です。

お年寄りの尊厳を保ち、日常生活に支障をきたさないようにするために出来た介護なのに、勘違いしている人が多いんじゃないかなー?と、感じてしまいます。


⇒認知症の方との関わりかたについて、思うことpart1

⇒認知症の方との関わりかたについて、思うことpart2


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