出愛に感謝 [介護]
春は出会いの季節、冬は別れの季節
なーんてよく耳にしますが、介護をしていると季節なんて一切関係ないなって感じですね。
職員の人がやめていくのも多いし、入居者さんが入院したり、亡くなったりしての入れ替わりも激しいですね。
感傷に浸ってる場合なんてないんですけども、それでもやっぱり一緒に暮らしてきた人たちがいなくなるというのは寂しいものです。
割り切るのが"プロ"というものですし、気持ちの切り替えが出来ずにグズグズしているのは介護士として失格なのかもしれませんが、それでもやはり悲しい気持ちになってしまい、いつまで経っても切り替わることなんてありません。
特に入居者さんとの別れというのは多いですね。
・介護度(身体や精神)が重くなり、別の施設へと移る。
・その方(また家族)の金銭的に入居を続けるのが厳しく、別の施設へ移る。
・重い病気により、入院する。
・その方が亡くなる。
挙げればキリがないですが、入居者さんとの別れはいつくるのか見当がつかず、いつきてもおかしくはありません。
そうなっても後悔をしないためにも、日々の過ごし方を大切にしていきたいと思っています。
いざ別れの日が来たときに
「もっとこうしておけば良かった…。」とか「あの時なんであんなことをしてしまったんだ…。」と
後悔してしまうことって多いですよね。
後悔したことって案外消えないで心に残っちゃうものです。
ですので、相手にとっても自分にとっても、悔いのない人生を送れるように楽しく笑顔で過ごしていけるようにしたいものですね!
私は、入居者さんのやりたいことは出来るだけやって欲しいです。
それはだめ!これもだめ!でシャットアウトしてばかりだと
すごいつまんない人生だと思いませんか?
リスクアセスメントもすごく大切なことなのですが
より良い介護は、本人が楽しいと思える日々を提供していくことだと思います。
「出愛に感謝」
本人の楽しさを少し考えてみると、自分も楽しく介護が出来ると思います。
⇒「ちょっとまって!」よく使いがちなこの言葉…
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