事故・ヒヤリハット報告書について [ヒヤリハット・アクシデント]
介護施設で働いている方が頭を抱えている一つが、アクシデントやヒヤリハット。
転倒や服薬ミス、離設など様々ですが、共通していることは
起きてしまうと「うわあ、やってしまった…。」
切ないような悲しいような、悔しい気持ちになりますよね…
前回の記事で少し書いた
「事故・ヒヤリハット報告書について」 カンファレンスで議題が上がったので、紹介したいと思います。
始まりは、施設長(ボス)の一言から
ボス「事故とヒヤリハットの紙が一枚になっているのって書きづらくない?」
ボス「転倒しそうになって、職員が支えて一緒に座り込んだ時とかって、そこまで重大でもないし怪我の心配もないじゃない?」
ボス「ヒヤリでみんなに報告の意味で紙に書く時に、こんなにいっぱいの項目(本人の状況・対応した職員・家族への報告・提携病院への連絡)がずらずらとあって、そこに対応職員として自分の名前を書くと、まるで自分が悪いことしたような、犯人みたいな気分になっちゃわない?」
職員一同「確かに…重い気持ちになりますね;」
前々からみんなが口にしていた
一見なんともないヒヤリ(言い方に語弊がある)が
自分が悪いことをしてしまったという思いにさせるのが、事故・ヒヤリハット報告書です。
色々なところで問題視されているようなんですが、中々変わらないんですよねこれ;
第一発見者が書くというやり方も採用されているため
仕事に熱意がある人が、入居者さんへの対応も早いために
第一発見者になり、自分の名前で事故・ヒヤリハット報告書を書く。
やる気のないような人や入居者さんの状況に気がつかない人は一生無縁のまま。
どう考えてもおかしいですよね…。
第一発見者云々は難しい問題だと思います。
やった人がすぐにわからないこともあります。
薬を入居者さんが飲む時に落としてしまって、後で別の職員が気づいた。
みたいな場合だと朝の薬なのか?それとも前の薬なのか?
このようになると、いつなのかわからないですよね…
ヒヤリハットとアクシデントの報告書は分けて作って欲しいです。
こんなことだと
自分は悪くない、と見てみぬふりをしてしまう職員も出てきてしまうかもしれません。
でも介護の偉い人って割と介護知らない人多いしなあ@@;
昔よりはだいぶ変わってきたとは思いますけどね-w-;
⇒ヒヤリハットとは
⇒施設の服薬ミス、改善方法など
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